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2003年8月25日(月)
上海ライフ
第53号
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*9月から日本政府発行の旅券(パスポート)を取得している日本国民の中国への短
期訪問(15日以内)はビザが不要になったそうです。これで日本人の中国への訪問
が随分と容易になり、私の仕事にも大きく影響してくれることを期待しています。

<ホームページ更新しました>
 創刊号〜前号(第52号)までを読んでいない方は、是非、以下URLから読んで
下さい。メルマガバックナンバーホームページ:http://www.harataro.com/


●月餅
 日本ではお世話になった方々へ、お盆とお正月にそれぞれ御中元と御歳暮を贈る
が、中国では旧暦の8月15日の中秋節(日本では十五夜と言う)の時にお菓子の
「月餅」をお世話になった方々へ贈る習慣がある。
 お世話になった方々へ「月餅」を贈り、その方々が十五夜の満月である中秋節の時
に家族で「月餅」を食べる。満月にちなんで家族円満と言う意味もあるようである。
確かに日本でも十五夜では「お月見」「名月」と言って満月の時にお団子を食べなが
ら秋の豊作を祈る習慣があったようなことも思い出す。
 中国では「家族円満」、日本では「豊作」と言われているが、満月の時に丸い「月
餅」や「団子」を食べることに、海を渡った別の国、私の生まれ育った日本である
が、今でも漢字を使っていることと同様に、これら十五夜も中国から伝わったことに
違いないと改めて感じた。
 中国と日本、近くて遠いように思われている方が多いように私は感じているが、身
の回りで普段何気なく感じたことや思ったことの多くが元をたどれば実は中国と深い
関係があったことに気づくのではないでしょうか?
 中国への短期訪問であればビザも不要になり益々近くなった中国へお越しになり、
ご自分の身体で中国を感じて頂きたいと思っている。
 私の会社でもお世話になった方々へ「月餅」を贈る準備をしている最中である。

●市場経済
 急激に普及し続ける携帯電話市場だが、先日、一通の郵便が携帯電話会社から送付
されてきた。
中国の携帯電話は電話機本体を購入し、その後ICチップを購入してシステムへの加
入や登録が必要になる。日本では電話機はICチップ内蔵型だが、こちらでは、IC
チップだけ入れ替えれば携帯電話の機種変更は簡単に出来る。ICチップさえ持って
いれば、電話機を買ってICチップを電話機にはめ込めば直ぐに使える。
 また、日本では電話機は通話の為の付属のようなもので、機種本体はそんなに高く
ないが、こちらでは、安くてもRMB500(中国元)、RMB600(中国元)、
高いものになると、RMB7000(中国元)、RMB8000(中国元)等、日本
円で10万円を越す機種も売られており電話機と言ってもその差が本当に激しい。
 その携帯電話への加入や登録には2種類の方式がある。
 1つの方法は1ヶ月ごとに固定費と使用した分だけ「ステートメント(明細書)」
と「請求書」が送付されてきて支払いをする、一般的な「料金後払い方式」である。
 もう1つの方法は、プリペイドカード方式で事前に値する金額分に相当するカード
を購入し、カードに記載された番号を電話機に登録し、相当する金額分が使える「料
金前払い方式(プリペイド方式)」である。(日本でも有るようだが・・・)
 中国では、日本と違って基本的に個人の住所変更や移動が出来ない。またある年齢
になるとIDカード(身分証明書)の取得と携帯が義務付けられており、そのID
カードには住所が記載されている。
 電話料金の後払い方式で加入する場合は、それらに制限が設けられており、仮に上
海で加入する場合、上海に住所がある中国人、もしくは上海に拠点のある会社での名
義でしか加入出来ないしくみになっている。後払い方式であるために、料金未払いの
発生を防ぐためのようである。それらに該当しない、上海に住所登録の無い中国人個
人や外国人個人は、前払い(プリペイド)方式でしか加入出来ないのである。
 私も携帯電話を持っているが、私の携帯電話は、私の上海に登録した会社の名義で
の加入である。その為に電話料金は後払い方式である。
 そんなことで、日本から出張や旅行で来る方もプリペイド方式であれば、当日直ぐ
に携帯電話を持つことが出来る。
 最初に書いたように、先日、携帯電話会社から書類が送付されてきた。
毎月送られてくる「ステートメント(明細書)」と「請求書」と違い、少し大きいサ
イズの封書だった。何かと思い開封すると幾種類かの携帯電話の写真が印刷された紙
になにやら中国で書いてある。中国語が基本的に読めない私は、「新しい携帯電話の
機種が発売されたので、それらの宣伝だろう」と勝手に思い込んでいた。
 が、念の為に確認したところ、携帯電話会社が携帯電話機メーカー数社と組んでの
プロモーションだったのである。後払い方式で加入している携帯電話の使用頻度の高
いユーザーをターゲットに携帯電話会社はそれらの書類を送付していたのである。
 「あなたの今までの累積の通話時間と通話料金によって、以下の商品がもらえま
す。(ポイントを貯めると景品がもらえるようなシステムである)同時に最低使用料
の保証を今後1年間、もしくは2年間で契約して頂ければ、記載している一覧表の通
り、最低使用料や期間によって、携帯電話機を通常よりも安く購入出来ます。機種に
よっては無料です。これらは通話使用頻度が高い方のみの告知です。また期間限定の
プロモーションです。大変お得ですので、この機会に契約と携帯電話機の買い替えを
お薦めします。」というものである。
 私自身、携帯電話は日本語表示でないこともあり電話の為の携帯電話としてしか
使っていない。最近は日本同様にメールや写真等色々なことが出来る携帯電話が徐々
に普及してきたようだが、今回のプロモーションもそれらの機種が多く記載されてい
る。
 今までは新規加入者獲得だけに力を注いでいたように見受けられていた携帯電話会
社だが、これだけ普及した上海では今後日本同様、機種変更や料金契約の見直し等の
サービスや付加価値といったことが見受けられる。こんなところにも中国の市場経済
が感じられる。

●間接照明
 事務所兼住居の部屋は、基本的な間取りは住居で、2LDKである。LDを事務
所、1部屋にソファーを置いて応接室、そしてもう1部屋を寝室(私のプライベート
ルーム)として使用している。中国で生活をされている方はお分かりだと思うが、ど
ういう訳か電灯や照明が弱く、そのままでは部屋が薄暗いのである。事務所にしてい
るLDには、間接照明を2つ程置いてその暗さを補っている。
 その間接照明器具が立て続けに壊れたのである。1つはコンセントを電源に入れ、
スイッチのつまみを回しても明かりが点かない。もう一つはコンセントを電源に差し
込むと明かりが点いたままになり、スイッチのつまみを回しても明かりが消えないの
である。
 早速、スタッフが間接照明のメーカーに電話で連絡を取ったところ、この事務所兼
住居の近くにそのメーカーが提携しているサービスセンターがあるとのことで、今度
はそこへ連絡を取った。
 そのサービスセンターは、この間接照明の機種は基本的に家庭用で多く使われてい
るため、修理などで訪問が必要な際は、休日となる毎週日曜日に行っており、それに
伴って対応も日曜日に行っている、とのこと。また、このサービスセンターには、対
応や修理、訪問出来る担当者は1名しかいなく、担当者の居る日曜日に再度連絡し、
その状況を直接その担当者に伝えて欲しい、との対応である。
 それら間接照明器具は完全に壊れており、修理しようと思っても知識のない私やス
タッフではどうしようもないので、修理に来て欲しい。予約は出来ないか?予約が出
来なければ、壊れたこれらをサービスセンターに持ち込むので修理して欲しい、等と
話してみたが、再度日曜日に直接その担当者に話して欲しい、の一点張り。。。
 そんなことをスタッフが私に伝えてきた。それらの対応に少し戸惑いや違和感を感
じたが、とりあえず仕方がないので次の日曜日まで待つことにした。次の日曜日まで
の2、3日、薄暗いのを我慢して、ようやく日曜日が来た。朝一番にスタッフがその
サービスセンターに電話で連絡を取ったところ、発信音は鳴っているが、誰も応答し
ない。その後も何度か電話したようだが状況は同じ。
 私は、スタッフとそのサービスセンターの担当者と連絡がいつ取れるのか判らず、
結局日曜日が終わってしまった。
そんな対応なので、仮に修理に来てもらっても、また何か予想も出来ない問題が発生
しそうな予感がしており、週明け早々には、新しい間接照明器具を購入しようと思っ
ている。

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