====================================
2004年1月16日(金)
上海ライフ
第62号
==================== http://www.harataro.com/ ===
現在の読者総数:1557名

<ホームページ更新>
 創刊号〜前号(第60号)までを読んでいない方は、是非、以下URLから読んで
下さい。メルマガバックナンバーホームページ:http://www.harataro.com/


●3社参り
 私の生まれ育った田舎では、お正月には「三社参り」と言って、初詣には3箇所の
神社やお宮を訪問するのが一般的である。今年のお正月は日本に帰国出来ず上海で年
を越した。
 先日、香港へ行く仕事がありマカオを経由して香港へ行った。本来であれば、広東
省シンセンを経由して香港へ行くのだが、今回は、広東省で再発したSARS騒動
で、去年のようなことに巻き込まれないように、シンセン経由ではなく、マカオ経由
にした。(巻き込まれた詳しい内容はこのメルマガ第47号を読んでください。)香
港へ直接入るよりもマカオの方が航空運賃が安いのが理由である。(それでもシンセ
ンよりも若干高いが・・・・)1泊2日であるが、香港での仕事は、1日目で終わ
り、疲れた私は夕方マカオに戻り、ホテルの部屋に戻ると直ぐに寝てしまった。その
為に、翌日は、早めに目が覚めてしまった。上海へ戻りはマカオ発19:00頃の便
である。それまで時間があるので、マカオ散策に出かけた。
 ご存知の通り、マカオは1999年にポルトガルから中国に返還され、今は中国の
特別行政区である。私が会社の駐在員で香港に駐在していたころは、休日には上司と
一緒にマカオへ行き街中を頻繁に歩いたので土地勘は十二分ある(そのころはまだ植
民地だった)。東京の渋谷区ほどの面積しかないが、歴史は濃く、日本とも大きく繋
がっている。日本が鎖国から開国への大きな影響を及ぼしたのもここマカオからだっ
たと言われているし、その当時、日本人も多く住んでいたようである。
 東洋と西洋が混在しているマカオでは、「神社」、「お寺」、「廟」、「教会」が
あちらこちらにある。私はどこかを信仰したり信者等でも何でもないが、今回は、日
本のお正月と中国のお正月(旧正月)の間で、節目でもあるし、日本に帰国しておら
ず初詣も行ってないので、ここマカオでそういった神社、教会めぐりを行った。マカ
オ発が19:00までの限られた時間の中で、回れるだけ回ろうと思い、ホテルのフ
ロントでマカオ地図をもらって早速外へ出た。
 中国式のお参り方法、教会でのお参り方法、どちらも分からず、日本式というか、
自分流での参拝である。
久しぶりに終日歩き、一旦宿泊していたホテルへ荷物を取りに行き、空港までのバス
が発着しているリスボアホテルの前まで歩く途中に足の脹脛(ふくらはぎ)が攣って
しまった。今回、それらを10箇所も回ってしまった。「今年はすべてがうまく行
き、益々・・・・・ように!!」・・・・・御利益下さい。

 SARS騒動メルマガバックナンバーは、http://www.harataro.com/ →「日
本語」→「メルマガ」からどうぞ


●信用
 日本のY社から商品(以下「モノ」という)を中国で委託生産したいとの話が来
た。上海近郊の工場を3社ほど選び、それぞれを訪問し担当者と会った。それら各会
社や工場概要の内容をY社に報告した。
後日、そのY社より、現状日本で生産している「見本品」と「生産条件」が送られて
きた。早速、その3社の中1社にその見本品を届け、見積りの依頼を行った。見積り
が出来てきたのでそれをY社に伝えた。
 取引や決済はY社が工場と直接行う。しかし、その他の連絡業務や管理、手配など
を私の会社で行うのである。Y社と工場の間に入り、潤滑油を役割を私の会社で行っ
ている。
 その後、見積りを依頼した工場へ見本品の返還を催促したがなかなかいい返事がも
らえない。2種類のモノの見積りを依頼していたが、その1種類しか返還しない。工
場は、見本品を返還したら他の工場へ渡し、相見積りを取ろうとしていると思ってい
るらしい。工場には、私の会社の意味を再度伝えることにした。私の会社は日本の会
社と中国の会社の間に入っている会社である。双方に信用してもらうのが大前提で取
引の前に行うことである。そうでなければ、双方の会社の存在は分かっているし、工
場とY社はまだ直接面識がないにしても直接交渉も可能である。
 Y社と私の会社との信用、工場と私の会社の信用をまずは確立せねばならない。
まだ、Y社からは今のところ正式な注文はないし、双方との業務委託、機密保持など
の覚書も締結していないのである。そういった信用を積み重ね、日本企業と中国の工
場の間に入り、業務を行っている。昨日、その工場の担当者が役員と一緒に旧正月の
挨拶も兼ねて事務所を訪れた。その際に、もう一個の見本の返却と「双方で協力して
Y社を獲得しましょう」と業務の「フローチャート」、「覚書」を提示された。
 日本企業にも中国へ進出したいと思っているが、人材、情報、風習などの問題で進
出出来ない企業が沢山あるが、中国企業も同じである。外国企業と取引したいが、分
からないのが現状である。外国企業と取引していてもスムーズにことが進まないのが
多いことも現状である。
 これからも、そんな日中双方の企業の間に入り信用を築いて行きたいと思ってい
る。


●石垣島
 沖縄の先、「石垣島」をご存知でしょうか?ほとんどの方は、知っていても、??
?でなないだろうか?
温暖で島国で自然が多そうで、旅行やバカンス、そしてある人は時間があれば石垣島
でボケボケしたいなあ?等とそんなイメージしかないのではないでしょうか?
 しかし、中国本土や台湾にとっては大切な場所である。中国本土は台湾という問題
を抱えている。台湾も中国本土という問題を抱えている。中国本土と台湾の間には、
すべてにおいて直接のやり取りが出来ない。
 人の移動もそうである。中国人が台湾を訪問するのはごく一部の限られた人だけ
で、通常は無理、皆無である。台湾から中国への移動は、直行便が無く、香港、マカ
オ、フィリピンなど第3国や地域を経由しなければならない。
 人の動きもそうであれば、貨物や商品(以下「モノ」という)の移動もそうであ
る。中国の工場で生産したモノを台湾へ持っていくためには、海上コンテナ船とわれ
る貨物船で運ぶことが多い。しかしながら、これも、人の移動と同じように、直行船
は無くどこかの第3国や地域を経由せねばならない。
 そこで、中国本土と台湾に近い「石垣島」が活用されているのである。石垣島は日
本国の領土なので、第3国、中国本土や台湾から見れば別の国、外国である。
そんな多くの船が日本国「石垣島」を経由するのである。そんな経由する船のことを
「クリアランス船」と言うそうである。
 石垣島で積み下ろしや載せ換えの必要は無く、日本以外の国から来て経由した船だ
と証明すれば良いそうである。これらの船が石垣島へ入港する際のトン(t)税が石
垣島に年間に数億円の収入があるそうである。
 もし、石垣島の砂浜で遠くに停泊している貨物船を見る機会があれば、石垣島が平
和そうな島にしか見えなくても、「中国本土と台湾問題」という緊張した東アジアの
一つのバランスを支えている重要な拠点であることを思い出して頂きたいと思ってい
る。
 また、日本は中国とは最近では緊張もほぐれて、比較的簡単に人やモノの往来が出
来るようになったが、他の地域ではそんな事情があることも参考して頂きたいと思っ
ている。


**********************************
メールマガジン名 「上海ライフ」
創刊  2001年12月6日(木)
発行人  TARO
メールマガジンについてのご感想・お問い合わせ、ご意見・ご要望は、以下のメ
ールアドレスからお願いします メールアドレス taro@harataro.com
***********************************
==メルマガ配信について=============================================
※当メールのご利用により生じる損害等について責任は一切負いません。
  各人の責任においてご利用下さい。
※本メールに掲載された記事を許可なく転載・転送することを禁止致します。
但し、このメールマガジンを紹介して頂くことであればその通りではありません
※当メールマガジンに記載させていただいた方々(友人知人含む)についてのお
問合せ、ご質問、ご相談等のメールなどについては例外なく一切、お応え出来
ませんのでご了承の程宜しくお願いいたします。
==================================================================
読者登録の解除は、ホームページ、もしくは登録された『まぐまぐ』、『melma!』の
各ホームページよりお願いします。メールでの解除は出来ません。
誤字、脱字はお許し願います。勘違いによる情報の相違も注意願います。
ホームページ http://www.harataro.com/
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/m/0000083016.htm
『melma!』 http://www.melma.com/mag/89/m00048989/
==================================================================
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 と、メールマガジ
ンの『melma!』を利用して発行しています
・インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 ( http://www.mag2.com/
・メールマガジンの『melma!』 ( http://www.melma.com/
==================================================================


(C) 2001-2005 Taro HARA
E-mail: taro@harataro.com