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2004年6月29日(火)
上海ライフ
第73号
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で下さい。もうすぐ読めなくなるかもしれません!!今のうちに・・・
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●日本で売れるモノ
 仕事で、中国を訪れる方が急に増えてきた。それも「○○商工会議所青年部」、
「中小企業家○○会」、「○○青年会議所」、「○○共同組合連合会」等々、団体で
のミッションや視察が増えてきた。

 大手企業、上場企業、大手系列企業といった会社や企業の中国進出はある程度落ち
着いてきたと思われる。今後は、それ以外の中小や零細といわれている会社や企業の
進出が始まったように思える。また、大都市の企業ばかりでなく地方都市の企業の進
出も目立つようになった。

 まずは、加盟している団体や会が主催するミッションやツアーに参加してここ中国
を視察し、中国の感覚をつかまれた後、個別に中国進出の是非を検討される。

 こういった中小企業の中国進出の第一歩として、「中国でこういうモノを探してほ
しい」「中国でこういうモノを作ってほしい」と言うような要望が多いので、私はそ
んな要望にお答えさせて頂く仕事を行っている。

 先日、日本のある会社の方から連絡を頂いた。しかし「日本で何か売れるモノない
かな?」「売れるモノを提案してよ!」等といった内容だった。
 何が日本で売れるのか?何が日本で受け入れられるのか?もし、それらを私が判っ
ていれば、今頃は私自身で日本でお店を開いており、大儲けしてお金持ちになってい
ると思う。


●航空運賃
 上海と日本の航空運賃が最近安くなったように思える。上海から日本各地14都市
を結ぶようになった。地方都市と上海が気軽に行き来出来るようになった。気軽に行
き来出来るのは地方だけではない。東京は一日約17往復、大阪からは、一日12往
復ほどが飛びかっている。

 これまでは航空運賃が他のアジア地区に比べて割高感があった。韓国・ソウル、台
湾・台北、香港等と比べると距離や時間の割には上海は航空運賃が高かったように感
じていた。

 しかし、1,2ヶ月ほど前に、上海を拠点としている航空会社が大阪往復の便を飛
ばし始めたのをきっかけに、航空運賃の値下がりが始まった。
上海大阪就航記念として、期間限定ではあるが、通常価格の半額の値段で売り出し
た。

 それが話題性を呼び、他の航空会社も追随し、値段を下げ始めた。今では、上で上
げた他のアジア地区と肩を並べるくらいになってきた。

 但し、同じ飛行機を使って運ぶ「貨物」や「郵便」の運賃や輸送費は非常に高い値
段で推移している。
 
 私は日本との貿易を行っており、貿易の書類や依頼されたサンプルを上海から日本
へ頻繁に発送しているが、他のアジアの国から日本への発送や、日本から上海へ発送
する運賃と比べたら、上海から日本へ発送する運賃は非常に高いのが現状である。上
海から日本へ発送する運賃は、日本から上海の運賃に比べ1.5倍以上はするのでは
ないだろうか?

 日本では、中国は何でも安い、安いと感じられがちで、こういった運賃や輸送費も
安いと思われがちであるが、実は盲点になっていることも確かではないだろうか?

 どこかの運送屋さんが、そういった飛行機を使う「貨物」や「郵便」の運賃革命を
起こしてくれるこを期待している。本当に運賃や輸送費が高すぎる・・・どうして、
同じ飛行機を使って輸送するのに、人は安くなり、貨物は現状維持なのだろうか?

 
●急な予定変更
 世界最大級の雑貨卸売マーケットの「義烏」(詳細は、
http://yousworld.com/marugoto/htm/giu-gaiyou.htmをクリックしてください)へ日
本から訪問されたお客さんを杭州の空港へ見送った後、私一人、汽車で杭州から上海
へ戻った。

 いつもならば、予定に沿って車の手配や汽車の切符を事前に確保するが、お客さん
の都合により義烏滞在を一日繰り上げて早めに義烏を離れることになったため、すべ
ての予約をキャンセルし、改めて確保せねばならなくなり、杭州から上海までの汽車
の切符が事前に確保出来なかった。
 事前購入した汽車の切符もすべてキャンセルした。

 杭州と言えば浙江省の省都(日本でいえば県庁所在地のようなところ)である。ま
た屈指の観光地で、その日は土曜日と言うこともあり、当日券は既に売り切れている
と思ったが、とりあえず杭州駅の当日券売り場に並んでみた。

 並んだ瞬間に、私に誰かが寄り添って来た。日本で言えばダフ屋のような人が寄り
添ってきたのである。「今日の上海までの切符!上海!」と言っている。当然中国語
であるが。当日券はもう無いと思い込んでいた私は、直ぐにその上海までの切符を見
せてもらった。まずは本物かどうか?そして行き先、日付、出発時間、到着時間、特
急列車なのか?等を確認し、「買いだ!!」と思い、いくらか聞いた。中国では一旦
購入した切符を窓口で払い戻すと手数料を取られるために、切符売り場には余った切
符を売るダフ屋が存在している。値段は正規の購入料金通りだった。
 
 直ぐにその切符を購入し、駅の改札を抜けた。その汽車の出発までにはまだ1時間
半ほど待たなければならない。汽車には「硬座」「軟座」の2種類があり、「硬座」
は字のごとく硬い座席である。日本語で言えば「エコノミークラス」である。また
「軟座」とは字のごとく軟らかい座席である。「ビジネスクラス」である。そのダフ
屋から購入したのは「硬座」だった。

 また、「硬座」と「軟座」は、改札や待合室が全く別になっている。今回は「硬
座」なので、一般の改札や待合室を通らなければならない。人がごった返しており通
り抜けるのに一苦労してしまった。

 結果的に、無事汽車へ乗れたが、硬座のシートは一人分が狭く、荷物を沢山持った
人で車両は大混雑である。お客さんの都合とは言え、いきなりの変更で、お客さんを
見送った後の上海まで、汽車に揺られている時間は約2時間だったが、今回の一人旅
は本当にくたびれてしまった。日本では簡単な予定変更もここ中国では一苦労であ
る。予定通りのスケジュールだったら汽車も「軟座」だったのに・・・・・

 こんな苦労をしているんだからこれからもこのお客さんとは何としても取引を続け
て行きたいと思っている。
 

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創刊  2001年12月6日(木)
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